2009年1月18日日曜日

景気は回復するのか

(事実)
今日、サンデープロジェクトを見た。
最後は、伊藤忠商事会長の丹羽氏である。
(気づき)
丹羽氏は、私も何冊か本を拝読しているが、非常に指摘が鋭い。

丹羽氏は、田原氏が「会社が株主のものになった」といった主旨のような質問をしたら、「会社は社会のためにある」といった。
そこに、顧客のため、従業員のため、社会全体の発展のためという概念がでてくるという。
まったく同感である。

これは、企業に限ったものでない。行政や政府、NPO団体など、すべてのものに当てはまる。すべての機関は、社会的責任をおっている。

牽いては、それらの活動が、社会全体の発展に寄与することが何より求められるからだ。

また、日本的経営は、チームを大事にするという。
非正規社員のうち、65%は、パートかアルバイトであるという。また、年間所得は、税金の扶養控除の関係で、100万円に抑えている人が多い層となっている。
しかし、所得に関係なく、これらの正規と非正規がチームづくりをして、よりよい仕事の環境づくりをしていくことがもとめられる。

(教訓)

丹羽氏によれば、今の景気は、必ず回復するという。
これは、人口が増加して、減退することがないからだという。

人間とは、その衣食住の活動をする上で、必ず経済が活性化する。

アメリカの車製造業においても、車の買い替え年が15年というサイクルであることから、必ず車は、売れるという。ただ、在庫が多いことにより、ダブつきが生じている。

だから、必ず、景気は下がりっぱなしで終わらない。
(宣言)

現在、我が国は、先進国特有の人口減少問題を抱えている。

丹羽氏は、中国が既に動き始めているという。

中国が日本の市場と思う。
アジアも日本の市場と思う。

「内需拡大」といったとき、我が国だけでなく、中国なども視野に入れて考える。

このグローバルな視点には、私も同感した。

これからは、このような視点も頭に入れていきたいと思った。