2009年2月16日月曜日

子どもがいない

日本の人口減少が止まらない。
少子化も高齢化も世界一であるという。

すでに、2005年から人口減少が始まっていることは、以前、のべた。
このままいくと、350年後には、日本人は一人もいなくなるという。
ただ、国際結婚は急増している。そもそも、「国際結婚」という言葉があるのは、日本だけだという。これから、人口減少が続く中、少しでも「年少人口を増やす」ことが求められる。
また、結婚の4組のうち1組が再婚者であるという。離婚した者の3割が再婚する計算になる。「非婚化」の現代、少しでも次代の日本を背負う子どもたちを増やすためには、少子化対策を全般に推し進める必要があろう。
国も妊婦検診の無料化などに踏み切っている。また、ライフスタイルの変化に伴い、共働き世帯も増えている。共働き世帯の平均実収入は、月47万円にものぼるという。お金はあるが、子どもを預ける場所がないのでは、真の少子化対策にならない。

その一方、世界に目を向けると、産まれてすぐに亡くなる子どもたちが後を絶たない。
また、食糧不足により、餓死する子どもたちも多い。
同じ人間として誕生し、祝福されてこの世にあらわれた尊い命。

一人でも、多く救ってあげたいと心から想う。


一部引用:新版データで読む家族問題 湯沢雍彦、宮本みち子 日本放送出版協会