2009年3月23日月曜日

良書とは

良書とは、長年、ベストセラーを築き上げてきた本のことを言うのだろう。
世界で一番のベストセラーと言えば、聖書であることはだれもが知っている。
しかし、ジョセフ・マーフィー著の「眠りながら巨富を得る」産能大学出版部刊は、昭和48年に初版となり、平成7年には33版となる。長く読み続けられている1冊だ。
わたくしが、ジョセフ・マーフィーと出会ったのは、もう15年以上前になる。その時の精神的な落ち込みは、相当なものであった。その後、いろいろマーフィー理論には、助けていただいた。

それが、急に、昨日の勝間氏の本を読んだ中に、神田昌典氏のことが書いてあったのを、近くの古本屋に立ち寄ったときに思い出した。
神田氏は、「非常識な成功法則」フォレスト出版を執筆された方で、勝間氏とも親交が深い。私も過去に神田氏の本を拝読したことがある。そのなかで、神田氏が当時の上司に「マーフィーの法則って本当ですか」ときいたら、「本当だよ」とかえってきたことが書かれていた。そのことが昨日、ふと蘇り、マーフィーの本が読みたくなった。
そして、速読して、内容が厚い本であったが30分ぐらいで一気に読んでしまった。上記の本を読んで感じたことは、最近の自己啓発本は、「信念を持て」と書いてあっても、なかなか急に信念を持つことがむずかしい。なおさら、ネガティブな状態では、いきなりポシティブシンキングしなさいといわれても、心がついていかないことがある。その点、この上記の本は、具体的なアファメーションともいうべき言葉がたくさん掲載されている。さすがに昭和48年ということもあり、古い表現があるかもしれないが、その点は気にせずにみると、一気に、ポシティブシンキングの世界に引き連れていってくれる。

勝間氏は、昨日の本の中で、過剰なポシティブシンキングはどうかな?みたいな記述があった。確かに一理ある。しかし、マーフィーの本は、そんなこと関係なく、読めば読むほど、ポシティブな世界に引き連れていかれる。久しぶりに読んだが、マーフィーの原書の威力を思い知らされた。いくつかの言葉を自分のものにしたい。そう思えた1冊であった。

(引用)非常識な成功法則 神田昌典著 フォレスト出版

2009年3月22日日曜日

勝間氏を支えた言葉

今日は、「起きていることはすべて正しい」勝間和代著 ダイヤモンド社を半分程度読みました。
勝間氏の著書は、大体読んでいるつもりです。

この本は、今までの集大成といってもいいのではないだろうか。
私も、数日間、仕事の関係でブルーなときをすごしていた。ちょうど、その時、この本に出会うことができました。
「起きていることは、すべて正しい」と肯定し、その出来事から何が学べるかを考える必要があるということなのだろう。

勝間氏は、潜在意識の力を使い、資格を取得し、苦手意識を克服してきました。
勝間氏にも不遇の時があったのです。

その言葉は、「私は毎日、あらゆる面でよくなっていく。ますますよくなっていく」という言葉でした。
確か、マーフィーの著書にも、似たような言葉が掲載されていたと思います。
また、オグ・マンディーノの書いた物語にもこの言葉は、紹介されていました。

勝間氏は、毎日寝る前にこの言葉を吹き込み、寝る前に聞いていたといいます。

大変力強い言葉であるとおもいました。昨日読んだ本にも、「良書は繰り返し読め」とありました。
この本も、繰り返し、読みたい1冊となりました。

また、フォト・リーディングや英語の勉強法など、従来の著書に記述があったことにも触れ、復習の意味でも参考になりました。

これからは、女性の時代です。これからの不況の時代、確か最近、勝間氏も首相に呼ばれて、経済対策についての意見を求められたと記憶しています。
「日本をよくしたい。」その思いは、私も持つべきだと思いました。


勝間氏の、今後のご活躍をご祈念いたします。
ありがとうございました。

I was encouraged by the Katsuma said.
(引用)「起きていることはすべて正しい」勝間和代著 ダイヤモンド社

2009年3月21日土曜日

ジェームス・スキナー

今日は、「成功の9ステップ」ジェームス・スキナー著 幻冬舎を読み始めた。
彼は、かの有名な7つの習慣を日本に紹介した人物だ。

早稲田大学へ留学しただけあって、日本に関する記述もたくさん出てくる。

彼は、著書の中で1963年のキング牧師がリンカーン記念館で語った言葉を紹介している。

「私には、夢がある!」

その言葉は、最も強烈なものでもあり、聴衆を惹きつけた。

また、彼は、健康に関して、かなりの知識を持っている。
何事にも、まず、健康第一である。
わたくしも、ジューサーを買って、野菜ジュースを試してみたくなった。

さらに、彼は、日本の「言霊」にまで言及する。
日本に造詣の深い彼ならではの著書であろう。

言葉の発する威力・・・。これは、想いが入ることにより、現実となる。
だから、普段何気なく発する言葉には、気をつけなければならない。

しかし、なんとポシティブな気持ちにさせてくれる1冊であろう。
彼のセミナーは、いつも満員であるという。
わたくしも、機会があれば聴講してみたいものだ。

新しい春に、ぴったりの1冊であった。

(引用)「成功の9ステップ」 ジェームス・スキナー著 幻冬舎

2009年3月15日日曜日

I will pray for her happiness.

以前、テレビを見て、のり子さん一家のことを知った。
そして、強制退去処分を受けたフィリピン人カルデロン・のり子さん(日本生まれ)の一家は、のり子さん一人を日本に残して、来月13日に両親が帰国する意向を東京入国管理局に伝えたという。
「日本を母国。日本が大好き」と言ってくれたのり子さん。

私から、申し上げることは、ただ一言。

I will pray for her happiness.

若くして、乳がんで亡くなったかたも、普段、日常にあふれていることが幸せだと語っていた。

「幸せであること」「人を愛すること」そして、「生きること」。私も、年を重ね、最近、そんなありふれてい
るけど、大切なことを意識するようになった。

私も、まだまだ人間ができていないが、これからの人生、日々、あらゆるものに感謝をしたいと思う。

As the world is filled with love. All the children, to our happiness. March 15, 2009

2009年3月14日土曜日

資本主義はなぜ自壊したのか

本日は、「資本主義はなぜ自壊したのか」(中谷巌著)集英社インターナショナルを購入した。
購入前から、これほどワクワクしたのは久しぶりだ。
以前から気になっていたのだが、ようやく購入できた。

これは、構造改革の急先鋒であった中谷氏の「懺悔」と「日本」再生への提言が盛り込まれている。
まだ、序章しか読んでいないが、グローバル資本主義の欠陥などが書かれている。
世界金融経済の大きな不安定要素、格差拡大機能、地球環境汚染・・・。
これらは、グローバル資本主義の欠陥であると中谷氏は、いう。

地方における格差拡大は、日本も確実に進んでいる。
非正規雇用の問題は、世界同時不況の影響から、日本にも無職者が街にあふれだしている。

これからの資本主義は、どうあるべきか。

はやく、この本を読み終え、自分で答えが出したいものである。

(引用)資本主義はなぜ自壊したのか 中谷巌著 集英社インターナショナル

2009年3月12日木曜日

民主主義の復権

本日は、並河信乃氏のレビューを読ませていただいた。
彼は、行革フォーラム代表であり、拓殖大の客員教授でもある。
そのなかで、行政改革の問いがあった。
彼は、「それは単に財政を縮小させることではない。時代の経過とともに制度疲労をおこしている戦後民主主義を見直し、復権させることだ。」とあった。
民主主義とは、国民主権・市民主権が確立さえること。市民が意思表示をして、決定権を持つことである。
具体的に、彼は、「政治」「市場」「地方」で市民が意思表示・意思決定できるような社会システムに変えることであり、そのために、中央省庁の権限を移していくプロセスであると定義づけた。

まさしくいま、「地方分権」というキーワードが存在するとおり、国の集権的なものから、地方自立への道を歩む必要があろう。
それは、少子高齢化社会問題、格差社会など、我が国の構造的な変化に伴う、必然的に要求されてきた流れではないだろうか。

真の民主主義というと、リンカーン大統領の次の言葉を思い出す。

government of the people, by the people, for the people.

行政改革と民主主義の復権。

そこに忘れていけないのは、国民であり、住民の存在であろう。

(引用) ガバナンス2009.3 、ぎょうせい

2009年3月11日水曜日

PFI

今日は、奥野信宏著「地域は『自立』できるか」(岩波書店)を読んだ。

奥野氏は、これからの社会資本について、1有効な利用・活用、2効率的整備、3長く使うことが大事であると述べている。

また、PFIを取り上げ、第3セクターとPFIの違いは、リスク管理にある(つまり、PFIは、リスク分担と管理責任が明確化している)ことをあげている。デメリットとしては、行政に現場の技能継承者がいないことをあげている。

ただ、行政にプロフェッションが必要かという議論もしなくてはいけない。「民間にできることは民間に」の世の中だからこそ、行政職員はどうあるべきかを考えていかなければならない。現場の技能承継者は、果たして本当に必要だろうか。
これからのプロフェッションに求められるのは、コーディネート力であると感じるのは、私だけだろうか。