(事実)
ドラッカーの「プロフェッショナルの条件」によれば、成果をあげるには、「いくつか簡単なことを実行すること」であった。
(気づき)
この考えには、
①ビジョンを持つこと。努力を続けることこそ、老いることなく成熟するコツである。
②神々がみているということ。つまり、誇りを持ち、完全を求めるということ。
③日常生活の中に、継続学習を組み込んでいること。常に新しいことに取り組んでいるということ。
④自らの仕事ぶりの評価を、仕事そのものの中に組み込んでいるということ。
⑤行動や意思決定がもたらすべきものについての期待を、あらかじめ記録し、後日、実際の結果と比較してきているということ。
⑥上司などから、仕事や任務がかわったときは、新しい仕事が要求するものについて徹底的に考えるべきことを教えられ、実行させられてきたということ(日本では難しいようだが)。
(教訓)
ビジョンを持つ、努力する、新しいことに取り組むは当然のこととして、⑤の記録や⑥の上司の意図することなどを把握する必要があろう。
(宣言)
物事を簡略する中で、常に継続学習を心掛け、ビジョンを持ちながら、上司などにも意見を聴き、事業に対する期待と結果を比較しながら、自分なりに真剣に取り組むことにより、成果をあげる。
(引用)「プロフェッショナルの条件」P.F.ドラッカー著、ダイヤモンド社