2008年8月28日木曜日

経営 人に成果をあげさせるためには

(事実)
ドラッカーの「プロフェッショナルの条件」によれば、人に成果をあげさせるためには、「自分とうまくやっていけるか」を考えてはならない。また、「何ができないか」を考えてもいけない。
(気づき)
「どのような貢献ができるか」を問わなければならない。また、「何を非常によくできるか」を考えなければならない。
(教訓)
成果をあげるためには、人の強みを生かさなければならない。弱みを気にしすぎてはならない。
(宣言)
アンドリューカーネギーが自ら墓碑銘に選んだ「おのれよりも優れたものに働いてもらう方法を知る男、ここに眠る」との言葉を自分の人生に生かそう。
(余談)
リンカーン大統領は、グラント将軍の酒好きをきいたとき、「銘柄が分かれば、他の将軍たちにも贈りなさい」といったという。
強みに焦点をあわせることは、成果を要求することである。
真に厳しい上司とは、つまるところ、それぞれの道で一流の人間をつくる人である。かれらは、部下がよくできるはずのことから考え、次に、その部下が本当にそれを行うことを要求する。

(引用)「プロフェッショナルの条件」P.F.ドラッカー著、ダイヤモンド社