(事実)
人が感動するまちづくりは、変わってきている。
このことを建築家が指摘することは多い。
(気づき)
かつて、黒川記章氏も多くの本の中で、建築と都市計画の話をしてきた。
しかし、彼の国立新美術館は、壁面が全面ガラスで、夏がとても暑く、空調費がかさむ。
(教訓)
これからの建築や都市計画は、地球に優しくなければならない。
また、建築家の安藤氏は、つぎのようにいう。
「やはり宇宙を作らないといけない。自分の心がそのなかに入っていって、自分と宇宙が一体となっている場所を作らないといかんと思うのです」
これからの時代、自然との共生、また、宇宙との一体感がキーワードになるのであろう。
そこに、人々は、安らぎを求め、癒され、新たな都市計画という名のもとの「空間」が誕生するのではないだろうか。
(宣言)
街並み、都市計画。このキーワードは、ただ単にビルを作るのではなく、さまざまなものとの共生を図りながら、その独自の文化にあった空間を作っていくことなのかもしれない。
(引用) 「国を変える力」猪瀬直樹著 ダイヤモンド社